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庄内映画村オープンセット [Scenery]

山形県の庄内平野の市町村は、多くの映画のロケ地になっています。

例えば、鶴岡市は「たそがれ清兵衛」「武士の一分」「隠し剣 鬼ノ爪」「蝉しぐれ」といった一連の藤沢周平原作映画のロケが行われました。
近年は、近隣の酒田市や遊佐町とともに、アカデミー賞を受賞した「おくりびと」のロケ地として有名で、公開以来多くの観光客で賑わっているそうです。

そんな庄内平野の、人里離れたところに「庄内映画村オープンセット」はあります。

ここは、鶴岡市羽黒町の月山山麓に位置する88ヘクタールの敷地を、時代劇のオープンセットとして整備したものです。
一応、観光客を受け入れられるように、一般公開もされています。

ただ、そもそも更地だった場所に、映画の制作会社が必要に応じてセットを建てているだけであって、観光客が快適に見学できるようにアメニティ等がきちんと整えられているわけではありません(最低限のものはありますが)。
なので、観光目当てで行くと、少し肩透かしを食うかもしれません。

庄内映画村オープンセット_01.JPG

ここには、2010年8月現在、「エントランスエリア」「農村・漁村エリア」「宿場町エリア」「山間集落エリア」の4つのエリアがあります。
2010年8月現在と付けたのは、今後映画撮影が行われる度に、セットが増えていき、それに応じてエリアも増えてくるからです。

これまで撮影が行われた映画は、「十三人の刺客」「必死剣鳥刺し」
「座頭市-THE LAST-」「スノープリンス 禁じられた恋のメロディ」
「山形スクリーム」「ICHI」「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」の計7作品だそうです。

ちなみに、上の写真は「山間集落エリア」にある家屋セットで、確かスノープリンスで使われていたものだったと思います。

庄内映画村オープンセット_02.JPG

こちらは、宿場町エリアで、つい最近まで「十三人の刺客」の撮影が行われていたので、破損もほとんどなく綺麗な状態です。


ここ全体を見渡して気づくことがあります。
それは、電線がまったくないことです。
映画村全体でいくつか発電機のようなものを見つけたので、おそらく各エリアごとに発電機で電気を賄っているのでしょう。

以前、こんな話を聞いたことがあります。
かの有名な渡辺謙さんの代表作「ラスト・サムライ」は、江戸時代の日本を舞台にした映画ですが、
撮影場所として使用されたのは、日本ではなく、ニュージーランドだそうです。
なぜなら、日本にはどこもかしこも電線が通っていて、映画の舞台に相応しい場所が見当たらなかったからだそうです。
日本を舞台にした作品なのに、現代日本では撮影ができない。
何だか、切ない話です。
高度経済成長期からバブル期にかけて、乱開発が行われた結果なのかもしれません。


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庄内平野が映画のロケ地として好まれる理由は何なのでしょうか。
それは、庄内平野には、日本人が「日本らしい」「ふるさと」として思い描く風景、
すなわち「日本の原風景」があるからだと思います。

青々とした田んぼがどこまでも続いてたり、その向こうに雄大な山並みがあったり、
トトロがいそうな鎮守の森があったり、護岸整備されてない自然そのままの川があったりと。

庄内平野.JPG

庄内映画村オープンセット http://www.s-eigamura.jp/html/set.html

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とみっち

映画のロケ地って、監督やスタッフが選ばれるだけあって、
すごくいい感じの場所が多いですよね☆
こういうとこって映画を見てから行くと楽しめますよね♪
一面の田んぼや山並み、すごくいい場所ですね☆
by とみっち (2010-09-01 13:00) 

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